Dansul Fetelor de la Crihalma〜 Transilvania, Rumania
ダンスル・フェテロール・デ・ラ・クリハルマ〜トランシルバニア、ルーマニア
 この踊りは、トランシルバニアの女性舞踊である。曲名は「クリハルマの女性の踊り」という意味で、男性の踊りを女性がまねて踊るところから、Fecioreasca Fetelor de la Crihalma の別称もある。ルーマニア系の踊りであるが、ハンガリーの影響も感じられる。
[Rhythm]  4/4 (ct 1,2,3,4)
[Formation]  女子のみの連手しないクローズド・シングル・サークル。
[Figure]
meas  Part 1
1 LODを向き、右足をややベンドしつつ、左足を前にヒール・タッチ(ct 1)左足をタッチした位置にそのままステップすると同時に、右足ひざから下を右に少し上げる(ct 2)右足クリック(ct 3)右足をその場にステップ(ct 4)
2 meas 1 の ct 1-3 を行う(ct 1-3)右足をその場にステップすると同時に、左足ひざから下を左に少し上げる(ct 4)
3 左足クリック(ct 1)左足をその場にステップすると同時に、右足ひざから下を右に少し上げる(ct 2)meas 1 の ct 3-4 を行う(ct 3-4)
4 meas 1 を行う。
5-8 meas 1-4 を繰り返す。
※このパートの間、手は以下のように動かす。
1 両腕を左に振り、左(やや斜め下)に伸ばす(ct 1-2)ct 1-2 を左右逆に行う(ct 3-4)「∞」を描くように両腕を動かす(ct 2,4 で両腕をやや持ち上げるような感じになる)。
2-8 meas 1 を7回(計8回)繰り返す。
  Part 2
1 Part 1 の meas 1 を行う。
2 meas 1 を繰り返すが、ct 4 では右足をその場にスタンプ・ステップする。
3 左足からヒール・リードのツー・ステップ2回で前進。
4 meas 1 を行う。
5-7 meas 1-3 を行う。
8 meas 4 の ct 1-2 を行う(ct 1-2)右足クリックしつつ、円内を向く(ct 3)右足をその場にステップすると同時に、左足ひざから下を後ろに少し上げる(ct 4)
※このパートの間、手は以下のように動かす。
1-7 Part 1 の meas 1-7 を行う。
8 meas 1 の ct 1-2 を行う(ct 1-2)両手はひじを曲げて両肩の左右斜め前に出す。両手の間隔は肩幅よりやや広いくらいにする(ct 3-4)
  Part 2'
1-7 Part 2 の meas 1-7 を行う。
8 CCWに半回転して逆LODを向き、左足を後ろにステップ(ct 1-2)右足クローズしつつ、両足をややベンド(ct 3-4)この小節では、両腕を左右に伸ばす。
  Part 3
1 円内を向き、左足を右足の後ろにステップ(ct 1)右足をやや右にスタンプ・ステップ(ct 2)左足を右足の前にヒールでステップ(ct 3)右足をやや右にスタンプ・ステップ(ct 4)
2 meas 1 を繰り返す。
3 meas 1 の ct 1-3 を行う(ct 1-3)ホールド(ct 4)
4 左足を右足の前に交差させるようにしてジャンプ(ct 1)両足を開いてジャンプ(ct 2)両足をそろえてジャンプ(ct 3)左足をその場にスタンプ・ステップすると同時に、右足ひざから下を後ろに少し上げる(ct 4)
5-8 meas 1-4 を左右逆に行うが、meas 8 の ct 4 では逆LODを向く。
  Part 4
1 逆LODを向き、左足を後ろにステップ(ct 1)円内を向き、右足を右にステップ(ct 2)LODを向き、左足から2歩前進(ct 3,4)
2 両足をそろえ、ややベンドしつつジャンプ(ct 1)両足ややベンドしつつジャンプ(ct 3)左足ホップすると同時に、右足ひざから下を後ろに少し上げる(ct 4)
3-4 meas 1-2 を左右逆に行うが、LODと逆LODも入れ替える。
5-8 meas 1-4 を繰り返す。
※このパートの間、手は以下のように動かす。
1 両腕を左右に伸ばし、ひじをやや下げるようにして両腕全体を少し落とす(ct 1)ひじをやや上げるようにして両腕全体を持ち上げる(ct 2)ct 1-2 を繰り返す(ct 3-4)
2-8 meas 1 を7回(計8回)繰り返す。
  Part 5
1 両手はひじを曲げて両肩の左右斜め前に出す。両手の間隔は肩幅よりやや広いくらいにする。上半身は円内に向けるが、下半身は右斜め前に向け、左足リープすると同時に、右足ひざから下を後ろに少し上げる(ct 1-2)下半身を左斜め前に向け、左足ホップする。右足は後ろに上げたまま(ct 3)下半身を右斜め前に向け、左足ホップすると同時に、右足ひざから下を左足の前に押し出すようにしてキック(ct 4)
2 meas 1 を左右逆に行う。
3-4 meas 1-2 を繰り返す。
[Sequence]  (Part 1-5)×2→Part 1→Part 2'
[Note] ・前奏なしでいきなり踊り始めるので注意すること。「Dansul Fetelor de la Crihalma」という声が聞こえたら、右足ベンドして左足を前にヒール・タッチし、両腕を左に振っておくとよい。
・本来はフリー・ハンドで踊られる踊りなので、上記の腕の動きの説明はデモンストレーションなどのために統一されたものである。
・両手は常に軽く握る(中に卵が一つ入るくらい)。
・顔は常に円内に向け、サークルの反対側の人と顔を見合わせるようにする。
・Part 5 のキックは、ハンガリーのプッシュ・キックのように、ひざを外側にひねるようにして行う。
・両手をハンガリー風にスナップしながら踊ってもよい。
[Reference]
・1992年度夏合宿資料集(pp.99-102、29期副指導部長作成)
・1978年12月付横手氏作成資料「DANSUL FETELOR DE LA CRIHALMA」
・1984年夏合宿付吉田氏作成資料「Dansul Fetelor De La Crihalma」
・1992年度夏合宿ビデオ
・1989年度東京大学五月祭ビデオ
© 1999 東京大学民族舞踊研究会