Tarina de la Abrud〜 Rumania
ツァリーナ・デ・ラ・アブルート〜ルーマニア
 ツァリーナとは、ルーマニア語で「女のツァーリ(皇帝)」のことである。つまり、「アブルートの女帝」といったところだろうか。トランシルバニアの中東部にアブルート Abrud という名の村があるが、それとの関係は不明である。ルーマニア特有のステップであるリープ&スタンプが頻繁に現れる。
[Rhythm]  2/4 (ct 1,2)
[Formation]  連手を肩の高さで前に上げたVポジションのシングル・サークル。
[Figure]
meas  Part 1
1-2 円内を向き、右足から3歩前進(ct 1-3)左足を地面に残したまま、右足でCCWに半回転ピボットして円外を向く。連手はピボットのときだけ離して、すぐまた連手する(ct 4)
3-4 円外を向いて meas 1-2 を左右逆に行い、円内向きに戻る。
5-16 meas 1-4 を3回(計4回)繰り返す。
  Part 2
1 連手を下ろしてふつうのVポジションに組み、右足を右にリープ(ct 1)左足スタンプ(ct ト)ct 1-ト を左右逆に行う(ct 2-ト)
2 右足を右にステップ(ct 1)左足を右足の後ろにステップ(ct ト)ct 1-ト を繰り返す(ct 2-ト)
3-4 meas 1-2 を繰り返す。
5 右足を右にリープ(ct 1)左足スタンプ(ct ト)ct 1-ト を左右逆に行う(ct 2-ト)
6 meas 5 を繰り返す。
7 meas 2 を行う。
8 右足を右にリープ(ct 1)左足で2回スタンプ(ct ト,2)
9-16 meas 1-8 を左右逆に行う。
[Sequence]  前奏4小節→(Part 1-2)×4
[Note] ・Part 1 の連手は、しっかりとはつながないで、手のひらを重ねる程度にして踊ることが多い。そのとき、当然右手のひらが上を向き、左手のひらが下を向いている。また、連手を離してピボットするときも、両手は身体の向きに対してそのままの位置に保ち、下に下ろしたりはしない。
[Reference]
・1991年度27期指導部長作成資料集
・世界のフォークダンス 5(pp.236-238「タリーナ・デ・ラ・アブルード」)
© 1999 東京大学民族舞踊研究会