Lippentos Csardas〜 Hungary
リッペントゥッシュ・チャルダッシュ〜ハンガリー
 ハンガリーの代表的民族舞踊とされるチャルダッシュは、ベルブンクの系譜を引く踊りで、19世紀以降盛んに踊られるようになったカップル・ダンスである。その語源はチャルダ(農村の居酒屋兼食堂)であると思われ、ここでジプシーによって踊られていたようである。しばしば次第に曲が速くなっていくという特徴を持っているが、このリッペントゥッシュ・チャルダッシュもそうしたチャルダッシュの一つである。
[Rhythm]  4/4 (ct 1,2,3,4)
[Formation]  ボウス・ハンド・ポジションで自由散在。
[Figure]
meas  Part 1
1 ボウス・ハンド・ポジションに組み、右足ホップと同時に左足を右足の前にプッシュ・キック(ct 1)左足を右足の前にステップし、右足ひざから下を右斜め後ろに上げる(ct 2)右足クリック(ct 3)右足ひざから下を右斜め後ろに上げる(ct 4)
2 meas 1 を左右逆に行う。
3-4 meas 1-2 を繰り返す。
5 ターン・ポジションに組み、右足ホップと同時に左足を右足の前にプッシュ・キック(ct 1)左足を右足の前にステップし、右足ひざから下を右斜め後ろに上げる(ct 2)右足クリック(ct 3)右足をその場にステップすると同時に、左足ひざから下を左斜め後ろに上げる(ct 4)
6-7 meas 5 を2回(計3回)繰り返し、カップルでCCWに回転する。
8 meas 5 の ct 1-3 を行い、さらにCCWに回転する(ct 1-3)右足ひざから下を右斜め後ろに上げる(ct 4)
9-16 meas 1-8 を左右逆に行うが、meas 16 の ct 4 では左足を少しその場に浮かせる程度にする。
  Part 2
1-2 ターン・ポジションに組み、左足からオープン・リド・ターン4回でCWに回転するが、meas 2 の ct 4 では、右足ステップと同時に左足ひざから下を左斜め後ろに上げる。
3 ポジションを解き、男子は五指後方、女子は四指前方で手を腰にとり、Part 1 の meas 1 を行う。
4 meas 3 の ct 1-3 を左右逆に行いつつ、その場でCCWに1回転する(ct 1-3)左足をその場にステップすると同時に、右足を少しその場に浮かせる(ct 4)
5-8 meas 1-4 を左右逆に行うが、meas 8 の ct 4 では、右足ステップと同時に左足ひざから下を左斜め後ろに上げる。
[Sequence]  前奏2小節→(Part 1-2)×4→Part 1-2 meas 8 ct 3
[Note] ・常にアップダウンをつけて踊ること。ct 1,3 がアップ、ct 2,4 がダウンのアクセントになる。
・各フィギュアの継ぎ目に注意すること。特に、プッシュ・キックやオープン・リド・ターンの直前のステップには気をつける。
・音楽がどんどん速くなるので遅れないようにする。特に最後の1回はとても速いので注意すること。
・プッシュ・キックはかかとを内側にひねるように行う。
[Reference]
・1978年度春合宿付高田泰久氏作成資料「Lippentos Csardas」
© 1999 東京大学民族舞踊研究会